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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。2017年11月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。

末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年年末に、夢野久作の『ドグラ・マグラ』をじっくり読み返したことに別に意味はないのだ。
もうだいぶ読んでなかったから、(どんなだったかな)という小さな好奇心と、(何かこう、年末に相応しいかな)とか、そういった気持ちがあったとは言える。
『ドグラ・マグラ』。
おもしろいが冗漫だ。
そしてここでは具体的に挙げないが、笑止千万な語彙の連発はもちろん楽しいけれど、もっと全体に引き締まっていればもっとおもしろいだろうにとも感じた。
例えばギヨーム・アポリネールの『一万一千本の鞭』であるとかジョルジュ・バタイユの『眼球譚』『マダム・エドワルだ』とか、あるいはアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの『イギリス人の城』であるとか、高名な作家の名が付いていなければ、「こいつは噴飯だ!」と笑い飛ばしそうな作品。
「奇書」と呼ばれる作品って、いいねえ。
と言ってみたかっただけだが、そう言えば、『家畜人ヤプー』とかは最近読まれているだろうか。

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コメント 1

lequiche

『ドグラ・マグラ』は確かにゆるいです。
のぞきからくりみたいな感じもして、
それが味なのかもしれないし、
夢野の筆力の限界なのかもしれないです。

『家畜人ヤプー』の初出本を
私は借りて読んだのですが、
活字が緑色なので、本から目を離すと
ピンクの補色残像が残って疲れました。(笑)
活字は黒に限ります。
by lequiche (2017-11-12 21:45) 

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