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●「ストンピング」比較、ジャンボ鶴田とザ・デストロイヤー。 [「言葉」による革命]

●「ストンピング」比較ジャンボ鶴田とザ・デストロイヤー。

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン

わたしには「懐古趣味」というのはほとんどなくて(少しはある 笑)、「過去のもの」に興味があったり言及したりするのは、あくまで「今の視点から」なのです。
つまり、「今の視点で見たらどう考えることができるか」ですが、それ以前に、「今のものと比べても断然おもしろいもの」であるのが大前提。
つまり歴史であれ、映画であれ、文学であれ、そしてプロレスであれ、「今と比べても断然おもしろいもの」が多いから探究したくなるし、お話したくなるのですね。
この件はけっこう大切なポイントなので適宜説明させていただくこともあると思います。

で、今回は「ストンピング」のお話(笑)。

今のプロレスで「ストンピング」シーンである程度の時間見せるという展開はなかなかありません。
と言うか、昭和のプロレスでも「ストンピング」シーンが長いなんてほとんどなかったんだけれど、わたしにはとても印象に残る「ストンピング」があって、それはアブドーラ・ザ・ブッチャーを相手にしたジャンボ鶴田とザ・デストロイヤー。
デストロイヤーとブッチャーは当時「因縁の対決」の一つだった。
全日本プロレス中継は「因縁の対決」という言葉が大好きでしたなあ。
で、鶴田というレスラーは若い頃、「因縁の対決」がとてもでき難い一人で、それはあまりに恵まれた体格と、プロレスに対するあまりにあっさりしたスタンスによるものだけれどそれはさて置き、極めて攻略の難しいブッチャーに対して、デストロイヤーも鶴田も「ストンピング」という手を使ったんですね。
MMAで言う「4点ポジション」のような体勢となったブッチャーの額を的に、足の裏で何度も踏みつける攻撃です。
このジャンボ鶴田の「ストンピング」が非常にダイナミックで見栄えがするんです。
それに比べたら、デストロイヤーのはちまちましてややショボい。
前記のような理由でプロレスファンに軽んじられる傾向があった鶴田だけれど、「ストンピングだけでも魅せられる」レスラーだったと、最近再認識したという、ね!

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いっぷく

やはり体の大きい人はプロレスでは有利というか、映えますね。
ブッチャーの額は切れやすくなっているので、どうやって切るかというのが見せ所ですが、鶴田が自分の大きな体を使ってストンピングすることで、観客に対してわかりやすくその威力を見せることができますからね。
これはやはり、ジャイアント馬場が師匠だからだと思うのです。馬場といえば、インターナショナル選手権の初防衛戦のルーテーズ戦。バックドロップを食う瞬間、あの長身で、思いっきり腕を広げて受け身を取るんですよね。
レスラーは、プロモーション写真を撮る時いろいろなポーズを取りますが、筋肉隆々もいいのですけれど、私は馬場が長身をアピールする、両腕を広げるポーズが、こと「プロレス」というジャンルでは馬場にとって理にかなったものだと思っています。年取ったらこのポーズしなくなりましたよね。
http://fromsite.info/sengoshigazou/babapoozu.jpg
この画像、プロレスはロックアップで力関係がわかるといいますが、馬場がテーズに対して、自分の腕の長さを活かして主導権をとらせないようにしている光景、この緊張感はシビレますね。この時代のビデオがあったらなあと思います。
このあとテーズは、国際プロレスのリングに上がりますが、草津、杉山、豊登と戦い、「やっぱり馬場が一番だ」と、言ってはならないことを言ってしまうわけです。草津は論外としても、セメントが強いと言われる豊登や、柔道とレスリングの猛者である杉山と戦ったのに、わざわざ他団体のレスラーをほめるというのは(グレート東郷の思惑もあったかもしれませんが)お世辞ともいえないのではないかと思うのです。
by いっぷく (2017-03-19 02:28) 

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