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●映画『ジャングル・ブック』がよくできていたものだから、移動図書館や「好きな動物」などの記憶が蘇ったお話。 [「言葉」による革命]

映画ジャングル・ブック』がよくできていたものだから、移動図書館や「好きな動物」などの記憶が蘇ったお話。

末尾ルコ「映画と記憶の話題で知性と感性を鍛えるレッスン

キップリングの『ジャングル・ブック』原作を子どもの頃読んでいるかというと、明確な記憶はないが、読んでない可能性が高い。
わたしは読書を本格的に始めたかなり年少の時代から江戸川乱歩や実録怪奇物などのエグい本を好み、少年向けの乱歩シリーズからすぐに大人向けの文庫に移行し、その後も心躍らせる異常小説や異常実録物を中心にチョイスしていたもので、「いかにも少年・少女向け」というタイプの本はあまり読んだ記憶がないのだ。
本は親がちょいちょい本屋へ連れて行ってくれたのでそこで選んでいたのと、しかし普通は一回に一冊しか買ってもらえなかったから、頼りにしていたのは近所にやって来る移動図書館だった。
市民図書館、県立図書館自体は、幼少のキッズが一人で通うにはやや遠すぎた。
なぜか「パリの空の下 セーヌは流れる」のメロディを町内一体に聞こえるほどに流しながらやって来る移動図書館は紅顔のキッズだったわたしにとって、「取り敢えず宝の山」だった。
「取り敢えず」と言うのは、本の入れ替えはもちろんやっているだろうけれど、限られたスペースの移動図書館の蔵書などは、獰猛な読書家であったわたしにとってあっと言う間にペンペン草も無くなってしまう程度のものだったのである。
あ、いくらか話は盛っていますが、概ね事実である。

で、何と言うべきか、子ども時代のわたしって、「純粋な子ども」が主人公の小説やノンフィクションにはほとんど興味を示さなかったのである。
こう書くとわたしがいかにもひねくれた陰湿な子どもだったように感じられるかもしれないが、少なくとも小学校6年間の内の5年間は学級委員長に選ばれていたのだから、わたしを「リーダーシップがあって、爽やかなボーイ」だと受け取っていたクラスメートや教員も多かったのに違いない。
と言いますか、書き始めてから話がどんどんズレていってる感じだが、ジョン・ファブロー監督の『ジャングル・ブック』がなかなかおもしろかったところから、今の自分が忘れていたいろいろなことを思い出して・・・という文脈のつもりでスタートした文章なのである、これは。
映画『ジャングル・ブック』には精密なCGで様々な動物が再現されていて、「CG満載」の映画は原則好きではないけれど、この作品は例外的に退屈せずに楽しめたのだが、それ以上に、(ああ、子ども時代って、意識の中で世界中の動物や昆虫や魚などと生きていたなあ)と思い出し、今では普段ほとんどそうしたことが心の中にない自分を見出した次第である。
でもこの感覚、取り戻したいなあと。
ちなみに子ども時代、わたしが好きだった動物は、

チーター
カメレオン

が二大巨頭だったと、これは断言できる。

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いっぷく

CGで人間や動物の細かい動きをリアルに描くというのは凄いですね。
「トイストーリー」が、最初の作品と3番目の作品の間に10年ぐらい間が空いているのですが、CGの出来が全く違うのです。近年CGの出来がぐんとよくなってきたんでしょう。
ただ、たとえば「3丁目の夕日」は、たしかによくできているのですが、やっぱり少し違うところがあって、たとえば、子供の服装が当時にしてはキレイすぎるとか。CG自体は当時を再現する力があるのに、時代考証が不十分なので興ざめになってしまいますね。
逆にリアルにできているからこそ、より細かく当時の再現度を見るようになってしまうのかもしれません。
原爆の日は過ぎましたが、被爆直後のことをCGで再現するなど、技術は私たちの暮らしに役立っているみたいだし、前向きに見ていこうとは思っています。

移動図書館というのは私は経験がないのです。一方、自治体の図書館は自宅のすぐ近くにあり、以前書いたように「ぼくら」など月刊誌のまんがも用意されていて、1階が役所、2階が子供向け、3階が成人向けだったので、2階に行けば、年齢相応と言うか、その年令に読んで欲しいとしている本を読むことができたので、まあたぶんオーソドックスな読書歴ではないかと思います。
ただ、家から図書館に行くにはいろいろむずかしいことがあって、父親はそもそも、本ばかり読んでいると頭でっかちになるという考え方で、読書に熱中すること自体に賛成ではありませんでした。
母親はとりあえず本を読むことには反対ではなかったのですが、入学試験に出ないことに熱中しても仕方ないと考え方だったので、こちらもほどほどにしておかないと文句を言われていました。
そのため、自分が読みたい本を借りる時は、一緒に、自分は読むつもりはないけれど参考書に出てくる作品も借りるなど、小細工をしていました。
子供の頃から、余計な所に気を回していましたね。
by いっぷく (2017-08-11 08:30) 

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