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●オカダカズチカVSバッドラック・ファレのIWGP戦があまりにつまらなかったのに驚愕!~ファレよりキング・イヤウケアの方がおもしろいのである。 [「言葉」による革命]

●オカダカズチカVSバッドラック・ファレのIWGP戦があまりにつまらなかったのに驚愕!~ファレよりキング・イヤウケアの方がおもしろいのである。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

オカダカズチカVSバッドラック・ファレのIWGPへヴィー級タイトルマッチを観たが、これがまた驚くほど退屈な試合だった。
いつも書いているけれど、せっかく盛り上がってきたプロレスをディスりたい気持ちはさらさらないけれど、この試合を「おもしろい」と言ってしまえばまったくの嘘になってしまうから仕方ない。
バッドラック・ファレのプロフィールを観てみると、大学卒業後、株式会社サニックスに入社してラグビー選手として福岡サニックスブルースのメンバーになったが2年で退団し、「英会話教師」として働いていて、その後新日本プロレスに入団したとある。
英語教師・・・。
まあ過去に何をしていたとかはいいとしても、バットラック・ファレに場合はあまりにプロレスが下手なのである。
現在の新日本では、「非常にでかいレスラー」としてのポジションにいるが、これも公称193cm、156kgだから驚くほどではない。
とにかくバッドラック・ファレの動きはまったく「流れ」とならず、わたしの目にはただ突っ立っていて、オカダが一つ一つぶつ切りの技に掛かってくれるのを待っているだけとしか映らなかった。
しかし試合構成としては、「極めてデカくて危険な挑戦者ファレを迎え撃つオカダカズチカ大ピンチ」を演出せねばならないので、前半はほとんどオカダが技を受け続けるのだが、無理があるなんてもんじゃないのである。

わたしにとって大きな疑問は、「IWGPタイトルマッチ」が福岡で十分な観客動員を達成して開催されたわけだが、今のプロレスファンはこの試合に何を期待し、実際に感染してどのような要素に満足したのかという点だ。
多くの観客は、「ショウ」と割り切って観戦しているのか?
会場の雰囲気や観客の反応からは、「ショウ」と割り切っての観戦とはとても思えないものがある。
仮に「ショウ」と割り切って観るにしても、この試合は到底「上等なショウ」とは言えないものだ。
このバッドラック・ファレのパフォーマンスがメイン・イベントへ来て満足するとは、要するにアンドレ・ザ・ジャイアントやスタン・ハンセン、そしてブルーザー・ブロディなどの試合を映像としても観たことないのではないかという疑念さえ生じる。
彼らの試合を少しでも観たことがあるのであれば、ファレのレベルではタイトルマッチどころか、メインも任せられないのは自明だと思うのだが。
もちろんプロレスはそれぞれのファンが自由に楽しんでいいものだけれど、この試合が大会場のメインで、しかも「新日最高峰のタイトルマッチ」として行われ、満足してしまうのは、ひょっとしたら今のファンの多くは、単なる「情報弱者」だからではないのかとさえ感じる。
そりゃあバッドラック・ファレよりも、キング・イヤウケア、ブル・ラモス、キラー・トーア・カマタ、ハックソー・ヒギンズ、キングコング・バンディらがずっとおもしろい試合をしていましたで。

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いっぷく

バッドラック・ファレの試合は1度見ましたが、相手が付き合って試合が成立している感ありありで、ワクワクできなかったですね。それと「卒業」だの「入団」だの優等生過ぎますね(笑)ブルーザーのように放校になるとか、ギミックでいいから勲章があると面白かったのですが、今はそういうのは流行らないんですかね。
作家の安部譲二が、自分は作家だから嘘ばっかり言ってると何かで書いてましたが、日航のパーサーとかキックボクシングの解説者とか、経歴自体は本当のようですが、それになるために嘘があったみたいですね。前科があって、安藤組に出入りしていることを知っていたら日航は雇っていなかったと思いますし。
しかし安部譲二も、いいところの坊っちゃんだったのに、夏祭りで「ついカッとなって」人を刺してから「人生いろいろ」になってしまったようで、だからその経歴も謎めいて興味深くなるわけで、それに比べて、バッドラック・ファレにかぎらず、今のプロレスラーはつまらないですね。大学のプロレス研究会出身とかね。カルチャースクールに入っただけの自称作家みたいなもんで、自己満足ですよね。

イヤウケアはわかりやすくてよかったですね。顔の歪みと、手刀と、2段目のロープに片足だけかけて助走をつけた「フライングソーセージ」と、どこで何をしたのかわからないけどギザギサの額。ルーイン、ラモス、ブロディ。誰と組んでもそのシンプルなファイトスタイルは変わらず。ハワイに帰ると気のいいボート屋の親父で。ただタッグマッチでカットに入るとき、敵の体ではなく頭を思いっきり蹴るので、あの鶴田がしばらくボーッとしてた時がありましたね。シンプルな悪役キャラでも、観客にはわからないところできついレスラーだったのかもしれません。少なくともそういう「謎」の部分があると興味がわきますね。
自分の型をしっかり持っていたルーファス・ジョーンズも面白かったですね。あのワンパターンのチョップと、相手も考えず頭突きで勝ってしまう自分勝手さ。「それしかできないのかよ」と思いながらも、いつ見てもひたすらそれだけをやっているのを見ると、「やっ、今日も頑張っているな」と思わざるを得ません。

>「従来の用途」にだけ使うのではなく、「どう応用できるか」考えてみるのも知的発達には有用でしょうね。例えばフォークで腕を刺すとか(違う、違う! 笑)。

全くおっしゃる通りで、プロレスが活路を見出すのはまさにそこですね。
従来の技やアングルが、まさかそういうのもあったのかとか思わせる応用があれば、より危険な方向にエスカレートしなくてもいいかもしれません。
by いっぷく (2017-10-10 02:07) 

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