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ああため息・・「ROOKIES―卒業―」80億級(?)大ヒットスタート。「重力ピエロ」吉高由里子の技。 [吉高由里子]

映画界が活性化される?そうかもしれない。
しかし「ROOKIES―卒業―」が大ヒットするあたりが日本の成熟しきれないメンタリティを表している。
とにかくこれだけ多くの出演者をしつこく宣伝に利用した映画をわたしは知らない。
「ROOKIES」がテレビで放送されていたときは、それほど目立つような視聴率ではなかった。
それがこのしつこい宣伝により、すっかり「メジャー」な商品として成立してしまった。
あきれるしかない。
「80億級」というのは誇大な発表だとは思うが、それにしても・・である。

もう一つ、この映画に関して見てはおれないのが、
舞台挨拶などで出演者が臆面もなく号泣したりするパフォーマンス
あの姿に、有権者の前で土下座したり泣いたりする政治家の姿と、
その姿を見て票を投じる有権者の姿が重なるのだが。

さて「重力ピエロ」の吉高由里子。
他の作品では観ることのできなかった技を使ってくれた。
作品中の「謎」の一つなので詳しく触れることはできないが。
吉高由里子演じる「女」は、
「自信がなく、しかし執念深く、弱く、しかし強い」性格をしている。
そのキャラクターを短い時間の中で、
表情、所作、佇まい、セリフ回し・・これらをフル稼働して説得力のある人物像を創り上げた。
想像力と想像力。表現者には欠かせないものだ。

「ROOKIES」には?触れないでもいいだろう。

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「黒いオルフェ」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「黒いオルフェ」マルセル・カミュ監督

もともとオルフェの神話は、美しすぎ、そして恐ろしすぎる悪夢の様相を呈しているが、この作品はその悪夢性が色濃く出ている。解釈はやや合理的に過ぎるきらいがあるが。

8点
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「ヒットマン」ザビエ・ジャン [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

ヒットマン」ザビエ・ジャン監督

「薬指の標本」でファンになったオルガ・キュリレンコ出演ということで観たのだが・・どこにも新味のない、退屈な退屈なアクション映画。主役のティモシー・オリファンとにも魅力なし。

1点。
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「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」北村拓司監督

まあ「ティーン向け」と言えばそれまでなのだろうが、それにしてももう少しどうにかならないか。画作りも、ストーリーも幼稚で退屈。

2点

昭和の女的「重力ピエロ」の吉高由里子。平成の女的サントリー「ハーバルクリア」CMの吉高由里子 [吉高由里子]

今週は「重力ピエロ」は観るわ、サントリー「ハーバルクリア」CMは観るわ、スカパーで「トンスラ」は観るわ。
さながら吉高由里子ウィークの様相を呈している。ああ、この夢いつまでも。
特に今週はTBSが史上稀に見るほどの鬱陶しさだから、その分吉高由里子の美しさがより光って見えるよ。
「ROOKIES」と「MR BRAIN」の大宣伝は、まさしく「ここまでやるか?」の世界だ。
特に「ROOKIES」は、ただでさえ異常な宣伝量の上に、いちいち出演者がユニフォームを着てハイボルテージで吠えまくる。
彼らは自分たちのやっていることがどのようなことか、内省することはないのか。

「重力ピエロ」の吉高由里子。
初めてスクリーンに現れた瞬間から、わたしは昭和へと一気にタイムスリップをさせられた。
しかもバブル以前。まだ日本が欧米に対して強い劣等感を持っていた時代。
多くの女たちが持っていたねちっこい視線。

そうかと思えばサントリー「ハーバルクリア」CMの吉高由里子は涼やかな、しかしシニカルな視線を持つOL。
吉高由里子ともっとも遠いと思われる「OL」を、吉高由里子がは涼やかにこなしている。
ある意味、非常に妖しいCMなのかもしれない。
実はあのOLは部屋にハゲたおじさまを監禁しているのではないか。
あまりに涼やかだから、そんな空想が頭を駆け巡る。
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「クリムト」ラウル・ルイス監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

クリムト」ラウル・ルイス監督

芸術家の生涯を描きながら、まったく格調高くなっていないのがおもしろいところ。ややチープなヌトヌト感が、70年代ヨーロッパ映画を彷彿させてノスタルジック

6点
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ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Braham の色気ある強さ 4 [愛とバレエ]

ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamは1982年にパリで生まれている。

ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamであれば、一枚の写真でも長い時間観続けたくなる。

例えばある写真。一枚の、彼女が白いチュチュをまとい、「白鳥の湖」のオデットを踊る写真。
彼女はアラベスクのポーズをとっている。
顔は憂鬱そうにやや下を向き、まぶたはほとんど閉じられているかのようだ。
バレリーナとしては小柄な彼女の腕は、たとえば「完璧な白鳥」スヴェトラーナ・ザハロワと比較すると明らかに短く、
まだ未熟な少女の腕に見えなくもない。
なのにこの豊かな叙情性はどういうことだろう。
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「重力ピエロ」の、岡田将生が「美しい」理由 [高貴な感覚 エロティシズム]

先だって、オリコンがアンケートをとって作った「“美しい”と思う日本の男性有名人は誰か?」というランキングに対して異議を唱えた。
選ばれたランキング上位の「有名人」にはエロスとタナトスを両方とも感じる人間がほとんどいなかったのだ。
「カッコいい有名人」というのであれば、あのメンバーでもとりたてて異議を唱えるつもりはないが、
「美しい」という言葉には、もっと深くて「危険な」意味さえ含まれているのだと思う。
また、生まれ持っての容姿だけでは「美しい」と感じることはない。
外見には必ずその人の内面や経験が現れる。これは理想論でも何でもない。事実だ。
例えばわたしは、いや多くの映画ファンが松田優作を「美しい」と思っているが、
その美しさに優作の思想、演技、言動が関係ないと考える人は皆無だろう。

ところでわたしは今日「重力ピエロ」を観た。
吉高由里子出演の映画だ、もちろん観る。
そこで発見した一つの事実は、「岡田将生は美しい」ということだ。

もちろん岡田将生の容姿はもともと抜群のものがある。
しかしそれ以上に、今回岡田将生は「重力ピエロ」で「何かをした」。
そしてそれが彼を「美しい」と感じさせるに至ったわけだ。

俳優も、「演じるべき役」に巡り合うまでは美しくない。
「演じるべき役」に巡り合って、初めて美しくなれる。

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「スルース」ケネス・ブラナー監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「スルース」ケネス・ブラナー監督

マイケル・ケインとジュード・ロウのアクの強さが、まあそれでも鼻に付かない程度に収まっている。全体としても、ギリギリの線で楽しめる内容になっている。

5点
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「ミッドナイト イーグル」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

ミッドナイト イーグル」成島出監督

退屈を絵に描いたような作品。だいたい日本映画で無理にスケール感を出そうとするとこうなる。大沢たかおもねえ・・。

1点
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