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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 85 アナスイの手鏡 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

中指と人差し指で瑛次の目の両側の肉を、親指で頬を肉をグッと下へ持っていく。
「こうだ、こうだ、こうなるんだ、表情筋鍛えなきゃ」
「ああ、ちょっと~、止めてよ」
「そこのほら、鏡とって、見てみな、今の顔」
「え~~」
などと言いながら、瑛次はサイドテーブルに置いてあるアナスイの黒い手鏡に手を伸ばす。
「あら~」
良子が少し左へよけ、
仰向けの瑛次が手鏡を自分の顔の上にかざす。
「ありょ~」
「ほら、表情筋を鍛えなきゃ、そんな顔にすぐなるぞ」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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一人で映画を観るのは「異常者」か?アイシェアの調査より・・ [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

最近アイシェアという会社が調査したということで「ひとり映画館の経験者が半数以上」だというアンケート結果を読んだ。
と言うか・・「ひとり映画館経験者」って・・。
一人で映画へ行くことは「災害」か?「災い」か?
「一人で映画館へ行くなんて寂しくないか?」だと?
うるさいわ!!!

ちなみにわたしは人と映画へ行くこともあるが、一人で行くことも多い。
一人で映画館へ行くときに「寂しい」などと思ったことは一度も、いや一秒もない。
映画が映画、人とのつき合いはつき合いだ。
中にはどうしても一人で観たい映画もある。

一人でいるのが「寂しい」などという思考停止はやめれ!!(←興奮のあまり、ヘンな口調)

「孤独」の快感を理解しない者は、「二人でいる」本当の快感も理解できないというのがわたしの考えだ。
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「仕分け劇場が欠く視点」猪木武徳(国際日本文化研究センター所長) 読売新聞2009年11月23日 [ルコ的読書]

「読書」というのではないが、新聞記事でちょっと興味があったので。
猪木武徳(国際日本文化研究センター所長)が現政権の「事業仕分け」の進め方に対する注文の一つとして挙げたことなのだが、特に注目したいのが「日本国民の国際感覚を高めるための広報事業」という言葉だ。
「国際感覚を高める広報事業」・・しかし「日本国民の国際感覚」が貧しいのは、もちろん「鎖国」「島国」などの影響もあるだろうが、現代の日本人にもっとも影響を与えているのはメディアの報道姿勢ではないか。
なにせ「視聴率をとれるもの」「売れるもの」が「報道すべきもの」となっているわけだから。
ただでさえ「国際音痴」のところへ、「報道すべきもの」を報道しないのだから、さらに「国際音痴」が重症になるのは当然。
「国際感覚を高める広報事業」を云々言うよりも、マスメディアの姿勢を批判するべきであろう。

ひとつは文化、教育・研究、海外への情報発信といった投資効果の見えにくい分野の軽視は、日本の将来をますます危うくするということだ。例えば、日本国民の国際感覚を高めるための広報事業は、外交関係の広報誌の相次ぐ休刊・廃刊でいまや風前の灯となっている。これでは明治以来の日本の宿痾、「外交音痴」は改善されない。

     「仕分け劇場が欠く視点」猪木武徳(国際日本文化研究センター所長) 
                      2009年11月23日読売新聞より

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満島ひかり、TAMA映画賞「最優秀新進女優賞」受賞!2010年は「業」を見せてよ、吉高由里子。 [吉高由里子]

TAMA映画賞というのがあるのだそうな。
今年初めて知ったし!
なぜ知ったかと言えば、満島ひかりが「最優秀新進女優賞」をとったからだ。
と言うか、TAMA映画賞は今回が1回目のようではある。
「最優秀新進女優賞」は金澤美穂という女優もとっている。
名前だけではピンと来なかったが、「容疑者Xの献身」へ出演していたということで、「ああ、松雪泰子の娘役がいたな」と思いだした次第だ。
「最優秀新進男優賞」は高良健吾と渡辺大知。
渡辺大知は「色即ぜねれいしょん」に出演していたというが、未見である。

おもしろいのが「最優秀作品賞」。
「ディア・ドクター」は分かるとして、「ウルトラミラクルラブストーリー」も受賞している。
人によってはボロカスにけなす「ウルトラミラクルラブストーリー」だが、わたしはとても楽しんで観た。

ああ、最近満島ひかりの話題が多いけれど、これは当然のこと。
満島ひかりはそれだけのことをしたし、これからも「やってくれる」という期待は裏切りそうにない。
今や「表現することに対する業」をもっとも感じる女優の一人なのだから。

2009年年末に映画話題の中にいない吉高由里子。
来年はまた「吉高由里子の業」を見せてほしいものだ。(まるで年末のまとめのようだが、今はまだ11月である 美笑)

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「同窓会」サタケミキオ監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「同窓会」サタケミキオ監督

永作博美主演だから観たのだが・・。頻繁にシーンが切り替わる世話しない演出、延々と青春時代の恋愛を語る男、どうにも笑いようのない小ネタ、中途半端なノスタルジー・・。「元気が出るTV」の再現が出た辺りでは、すっかり辟易していた。

1点
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孤独なカキの物語 恵比寿ガーデンプレイスで映画 58 ポテ [小説・孤独なカキの物語]

(通じない・・。わたしの爆発などぜんぜん通じない・・。どうしよう、どうしよう、どうしよう)
しかしすでに噴出したアドレナリンはす巻きちゃんの動揺などとは関係なく体を動かした。
「うりゃあああ」
す巻きちゃんの右膝がマシンガン女の方向へ飛んだ!
と思ったす巻きちゃんだが、
ポテ

そう、
ポテという音とともに、何にも当たることなくす巻きちゃんの右足は恵比寿ガーデンプレイスの大地へ着地した。
マシンガン女まで、まだ50cmは手前である。

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小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 84 キスの逡巡 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

良子は瑛次にキスをしようかと思う。
瑛次も良子にキスをしようかと思う。
しかし、しない。
良子は話を続ける。
「でさあ、顔の表情筋も鍛えなきゃ衰えるの」
「はあ」
「はあじゃないよ。白髪よりも問題だよ、これ」
「そうかな」
「分かんない?」
「分かるような・・」
「こうなるんだよ」
良子の両手が瑛次の顔の両側を襲う。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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そこここで見かける「ただただ早口で喋りまくる人」。 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

男性にもいるのだろうが、女性に多く見られることは事実なのである。
カフェやレストランで、ただただ早口で喋りまくる人。
それは「会話」ではないのである。
相手はただただ「聞き役」に徹しなければならないのである。
それは「スピーチ」や「演説」でさえないのである。
「スピーチ」や「演説」ならば、十分考え、推敲した上で文章を言葉にしていくのである。
ところが「ただただ早口で喋りまくる人」は、どう観察しても「考えずに」言葉が口から出てくるのである。
ほとんど無意味な言語が止めどなく口から出てくるのである。
そんな人たちの「相手」は余程忍耐強いか、余程「そのような関係」を築きあげているのだと想像するのである。
けれど「ただただ早口で喋りまくる人」の及ぼす被害が「聞き役」だけではないのである。
近くへ座ったら悲劇である。
せっかく仕事しに、あるいはリラックスしにカフェやレストランへ来て、印象に残るのは「ただただ早口で喋りまくる人」だけということに成りかねないのである。
周囲の状況が見えていない人は、どちらかと言えば、まるで美しくないのである。
タグ:アート 美学
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オルフェウス、音楽、神秘の声、「フルートとハープ」アルフォンス・カル。「怪奇小説 傑作集4」より  [ルコ的読書]

そう、「フルートとハープ」のことを書きながら、オルフェウスの神話ついて、また鮮明に思い出している。
神話の中でも、これだけ「美」と「恐怖」が混淆したものはそうそうない。
「フルートとハープ」はオルフェウスの神話ほどの恐怖はないが、黄昏時に見る悪夢のような美しさとでも言おうか。
そして音楽の物語であり、愛の物語でもある。             

木の間にそよぐ風の音は、楽の調べに和して、人びとに甘い、悲しい追憶を呼びおこすかと思われます。音楽は魂の声だからです。

  「怪奇小説 傑作集4」アポリネール他 青柳瑞穂 澁澤龍彦訳 創元推理文庫より
                  「フルートとハープ」アルフォンス・カル                   
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去年新人賞独占「蛇にピアス」の吉高由里子。だからでもないが、今年は「愛のむきだし」満島ひかりに新人賞独占を。 [吉高由里子]

ううむ。満島ひかりが報知映画賞新人賞。
去年は「蛇にピアス」の吉高由里子、今年は「愛のむきだし」の満島ひかりとくれば、わたしの満足度も実に高いのである。
「重力ピエロ」の岡田将生も素晴らしかったが、どちらか選ぶとなると、断然満島ひかりだ。
これは「愛のむきだし」を観た人であれば理解してくれるだろう。(もちろん「好き嫌い」が分かれる作品ではあるが)
去年の吉高由里子のように「満島ひかり新人賞独占」となるべきだ。

わたしがなぜそこまで満島ひかりを応援するのか。(笑)
それは彼女の尋常でない覚悟に敬服しているからだ。
それは「蛇にピアス」出演時の吉高由里にも強く感じたことである。
そう、中途半端な気持で「女優」をやっている人間には魅力を感じない、どころか時に不愉快にさえなる。
こちらも身銭と貴重な時間を使って映画館へ足を運んでいるんだ。
「学芸会」の延長など誰が観たいものか。

とまあ、ついつい言葉はきつめになって来るのだけど、そんなわたしはけっこう優しい男なのである。(←意味不明)

ではこの文章の最後に満島ひかりを連呼しよう。(あまり知らない人もいるだろうから)

満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、満島ひかり、・・。

覚えていただけましたでしょうか?
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