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小説 神秘アンチエイジング&エロス 155 ぬえ [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

小さな鳥ではない。
ずいぶん遠くから聴こえてくる。
鴉だろう。
しかし他の大きな鳥かもしれない。
(鵺だろうか・・)
鵺・・ぬえ。
写真でさえも見たことのない鳥だが、瑛次の中で「不吉な鳥」としての位置を占めている。
(もし鵺であれば・・)
黒い影がよぎる。
そのとき男の顔が瑛次の方へ向いた。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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朝青龍は総合格闘家に転向するのか? [エッセー・闘う敗北者たち]

朝青龍が引退したのには驚いたが、それに関してはここでコメントしない。
ここでは朝青龍引退後の選択肢の一つとして取り沙汰されている「格闘家転向」について少しだけ考えてみよう。
日本の格闘技界は心底朝青龍がほしい。
これは言うまでもない。
スター不足、そして格闘技界全体の地盤沈下などでイベントとしての格闘技大会開催が難しくなっている昨今、現役最強の、そして史上屈指の強さを持つ横綱がリングに上れば、それこそ格闘技界史上最高の注目を浴びることができるだろう。
相撲から引退後かなりの時間が経っていた曙の格闘家転向試合がどれだけ爆発的な人気を博したかは記憶に新しいところだ。
しかし朝青龍の格闘家転向ならばその比ではない。
しばらくの間は「朝青竜が出る」というだけで観客動員、そして特に視聴率は驚くべき数字をはじき出すのではないか。
もし朝青龍が格闘家となれば、である。

では朝青龍は「格闘家」としてどれだけ通用するのか?
これは項を改めて考えてみよう。
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日本映画史上最高の「監督・女優」関係。若尾文子・増村保造の「妻は告白する」。  「映画女優 若尾文子」(四方田犬彦・斎藤綾子編著 みすず書房) [ルコ的読書]

日本映画史上最高の女優の一人、若尾文子は映画監督増村保造とのコンビで多くの野心的な作品を作った。
日本映画史上最高の「監督・女優」関係だと言ってもいい。
その期間は12年に渡り、制作された映画は20本にのぼる。
このように豊かなクリエイティヴィティを発揮する「監督・女優」関係など今後生まれそうにない。
中でも1961年公開の「妻は告白する」は2人の創作史上ターニングポイントとなった傑作中の傑作だ。
そのような傑作映画がどれだけ細かな神経と美意識を持って創作されているか、次の四方田犬彦文章を読むだけでも理解することができるだろう。

個室のなかに導かれた川口と相対したとき、彼女がまたしても披露するのが手であることは、もはやいうまでもあるまい。指輪時計も緩くなるほどに痩せてしまってといいながら、彼女は左手を男の前に示し、すべていう通りにするから捨てないでと懇願する。増村はここで、後ろ向きの男の左右に若尾が首だけ交互に出して弁明に終始するという、およそこれまでの作品にはなかった大袈裟な身振りを女優につけさせている。ここで川口の肩に若尾の白い手がかけられるのだが、その白さは着物の黒によっていっそう強烈に印象づけられている。

     「映画女優 若尾文子」(四方田犬彦・斎藤綾子編著 みすず書房)
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「まっすぐな男」に出てくる「おせっかいな男」について。吉高由里子CMサントリー「ジョッキ のみごたえ辛口<生>」オールスターキャスト版について。 [吉高由里子]

佐々木希が目的でチラチラ観ている「まっすぐな男」だが、あの佐藤隆太。
いきなり深田恭子の腕をきつくつかんで「さあ来い」なんていうシーンが多いのだけれど、あれはほとんど暴力行為ではないのか?
「まっすぐな男」が女性の腕をつかんでどこかへ連れていこうとしていいのか?
なんてこと思いながら観ていたが、他にも「こ、こいつは~~」という登場人物がいる。
田中圭扮する人物だけど、佐藤隆太に「最近、~ちゃんとどうなの?」「~ちゃんの気持考えてやれよ、バカヤロー!」などと恋のおせっかいを始終やいてくるのである。
ドラマ上の人物とはいえ、わたしはこういう手合いが実に苦手だ。
なぜそんなに人の恋愛に興味がある?なぜそんなに人の恋愛に首をつっこみたがる?
ドラマ上は田中圭も貫地谷しほりを好きだから、という設定になっているが・・。
わたしはとにかく恋愛などで頼みもしないのに「世話をやこう」とする人間が好きではない。
(そういう人間を必要とする人もいるかもしれませんが)

吉高由里子CMサントリー「ジョッキ のみごたえ辛口<生>」、土日のオールスターキャスト版を見たが・・。
う~~~ん。
やっぱりあの手の「抱き合わせ」出演というのはいいものではないですな~。
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「妻は告白する」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「妻は告白する」増村保造監督

この若尾文子を何と表現すべきか。特に終盤の若尾文子。鳥肌が立つほどの戦慄を味あわせてくれる女優の瞬間というのは映画史上の宝だ。美しく凄愴で恐怖さえ感じる。日本映画史上最高の女優の最高の瞬間。

8点
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「芸術性」をめぐる伊藤みどりとカタリーナ・ビット [エッセー・闘う敗北者たち]

わたしがフィギュアスケートを観てきた中で、非常に印象に残っている選手の一人が伊藤みどりだ。
日本人選手としては荒川静香よりも、そして今のところ浅田真央よりも印象が強い。
伊藤みどりはオリンピックで金メダルをとらなかった。
オリンピックでは銀メダルが最高位だった。
常に芸術性に欠けていると指摘されるスケーティングだった。
そしてその対称的存在として挙げられたのが、当時フィギュアの「フィギュアの女王」と世界的に認められていたカタリーナ・ビットだった。
このときほど「スポーツと芸術性」について考えたことはない。
そもそもカタリーナ・ビットがそれほど芸術的だとは思えなかったのだ。
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