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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~「アサヒグラフ」の松田優作から、「紙の月」の宮沢りえへと。2015年2月11日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~〈アサヒグラフ〉の松田優作から、「紙の月」の宮沢りえへと。

「アサヒグラフ」って知ってます?
何かと話題の朝日新聞社が2000年まで刊行していたグラフ雑誌なんですが、そのスタートは何と1923年、つまり大正時代なんですね。
とまあ、そんな朝日新聞社や「アサヒグラフ」について語ろうというわけではないのです。
1999年に発刊された「アサヒグラフ」で松田優作の一周忌を特集した号がありまして、たまたま手に入ったので読んでみたのです。
さほど多くページを取っているわけではないのですが、松田優作の写真は気が引き締まる。
映画評論家の山根貞男、映画監督の深作欣二、そして女優の原田美枝子のなどが松田優作について語っている。
特に原田美枝子の話が印象的です。
リドリー・スコット監督「ブラック・レイン」撮影でハリウッドの現場を体験し、米国社会における映画の立ち位置などを知った松田優作。
日米の映画を巡る状況の違いを痛いほど感じたという。
簡単に言えば、「米国社会は映画を文化として誇りに思い、もちろん産業としても成立している」ということ。
まず日本では「映画を文化として誇りに思う」という感覚を持っている人がほとんどいませんね。
日本は今、長期間続いた不況から抜け出そうと、そして既に始まっている人口減少の驚異に対する方法はないかともがいている。
しかし何よりも前に、日本人の心の貧しさを直視すべきだと思う。
でも人間って、変わることもできるんです。
映画「紙の月」で2013年の主演女優賞レーストップに躍り出た「現在の」宮沢りえの見事さを見てください。

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