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●「お金の獲れる身体」と「美」~棚橋弘至とジャイアント馬場、あるいは羽生結弦「アニメキャラクター」説。 [「言葉」による革命]

●「お金の獲れる身体」と「美」~棚橋弘至とジャイアント馬場、あるいは羽生結弦「アニメキャラクター」説。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

何かの番組で棚橋弘至が語っていたことだが、若手の頃に先輩レスラーに、「まずお金の獲れる身体になれ」とアドバイスを受けたそうだ。
そのアドバイスの下、現在の棚橋弘至は当然ながら、本人も納得の「お金の獲れる身体」になっているということなのだろう。
「お金の獲れる身体」とは、わたしの理解では、有閑マダムと一夜を共にして50万円ほど謝礼をいただくのではもちろんなくて、試合を始める以前にリングに立っただけで、チケット代を払った観客をある程度満足させられるだけの肉体という意味である。
そこで棚橋弘至の身体をあらためて見てみると、身長181cm、体重103kgというデータがあるが、体重はプロレスラーでなくても日々変化するのが普通だし、身長は特にプロレスラーはサバを読んで大きめに発表するのが一般的という点は念頭に置かねばならない。
さらにプロレスラーは以前から薬物使用によって肉体を作るケースも少なからずあるようだが、各レスラーがどうなのか確認のしようもないので、ここではあくまで「出来上がった肉体」についての話に絞ることにする。

棚橋弘至の肉体は確かにその上半身は目を瞠る。
とりわけ隆々と盛り上がり皮膚を押し上げている大胸筋と上腕二頭筋の大きさは一般の男性にはまず見られないものだ。
棚橋の「愛してま~す」と言いながら上腕二頭筋の力こぶを膨らませるキメポーズはもちろんそれを意識したもの。
ただ、確かに「お金の獲れる身体」としての存在感は十分だが、わたしの感覚では、「美しい」とまでは行っていない。
現役日本人レスラーの中で挙げるとすれば、中邑真輔が「美しい」に最も近いか。

日本プロレス史上にまで「お金の獲れる身体」を探せば、ダントツでジャイアント馬場であり、これはもう誰も太刀打ちできない。
もちろん馬場の場合は、「美しい」とはちょっと違うけれど、いやそれでも大上段にチョップを打ち下ろすときはリング状に大輪の花が咲いたようになる。
馬場の「でかさ」はそれはもちろん理解していたけれど、YouTubeで米国マットでのファイトを視聴できる現在、以下に馬場が「お金の獲れる身体」であるか実感として理解できる。
巨体の外国人レスラーが子どもに見えるほどのスケールなのだ。

ところで少し話は逸れるが、フランス人の友人フェノン(仮名)が、フィギュアスケートの羽生結弦のパレードに集まった大群衆に驚いていた。
「一人のスポーツ選手にあの群衆、フランスではあり得ない」という話だったが、日本における羽生人気を、「男でも女でもない、アニメのキャラクターのような存在だから」と自説を述べていた。
今の多くのプロレスラーも、「男でも女でもない」という点を省いては、「アニメのキャラクター」のような感は受けるのだが。

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いっぷく

今日めずらしく地上波の番組をちらっと見たのですが、石原良純と渡辺直美がマンションをまわって、ガチ借りするかどうかという企画で(←この企画以前も別のタレントが別の番組でやってましたが最近流行なんですかね。)私はめったに地上波は見ないのに、2~3日前も、渡辺直美がどこか外国に行って、移住した倉沢淳美と会う番組でした。
渡辺直美なんだか売れてるなあと思ったら、妻が「映ってるだけで絵になるから使いやすいのかも」と言ってました。
もちろん絵になるというのは「美しい」ということではなく太っているということで、Google画像検索で出てくる、素顔で風呂に入っている姿は、結婚をエサに何人もの男を手に掛けた毒女を連想してしまうのですが、あの体でコミカルに見えるよう派手な色の服を着て目立つ髪型にして画面いっぱいに動いていると、たしかにつまらないギャグはいらないのかもしれません。それに加えて、モノマネとか細かい芸で今があるんでしょうね。
プロレスも、お金を取れる体かどうかは「美しい」とは限らないのと、大事なのはその体で何をするかなんでしょうね。
ジャイアント馬場もそうなんだろうとおもいます。怪奇派ということならマンモス鈴木のほうがインパクトありますが、馬場はそれにくわえて身体能力とプロレス頭があったから、体で人をひきつけ、その上でリングで安心してみていられるレスラーだったのでしょう。
逆にマンモス鈴木のような、なまじ体に「素質」があると、使えないことで逆に不甲斐なさも目立ちます。

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この3人を見ると、トリオ・ザ・スカイラインというトリオ漫才を思い出します。グレート東郷が東八郎、原田健二が芳の里、ボケ役の小島三児がジャイアント馬場。小島三児はいつも東八郎に怒られる役でしたが、俳優として最後まで残ったのは小島三児でした。東郷にいつも下駄でなぐられていた馬場ですが、最後は東郷に億の契約金を提示されてもそれを断るほどのレスラーになりました。ラッシャー木村ではありませんが、「耐えて燃えろ」ですね。
by いっぷく (2018-05-31 03:47) 

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