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●中止?フロイド・メイウェザーVS那須川天心、悪いのはRIZIN?~榊原信行会見の最悪な内容とは? [「言葉」による革命]

●中止?フロイド・メイウェザーVS那須川天心、悪いのはRIZIN?~榊原信行会見の最悪な内容とは?

末尾ルコ「格闘技の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2018年大晦日に「やる」としてRIZINが発表したフロイド・メイウェザーVS那須川天心だが、11月8日には早くも「中止」が決定した。
この件についての真相は必ずしも明確ではないが、一連の経緯を見続けていていろいろ感じたことがある。
わたしはもともとフロイド・メイウェザーというボクサーが嫌いな点、今までも当ブログに書いてきているが、今回はRIZIN側のやり方、対応があまりに醜悪だった。
何よりもあのメイウェザーVS那須川が「決まった」とする記者会見の様子。
確かにそこにフロイド・メイウェザーはいるのだが、誰かどう見ても、2か月足らず後に「試合」が予定されているファイターの姿ではない。
終始リラックスムードでニヤニヤ、まるで温泉に入っているような雰囲気だ。
要するに、メイウェザーが引退後にやっていくビジネスの一環として、「余興サービス」としてRIZINのリングに上がる・・・そうとしか見えなかった。
ところが最悪だったのがRIZIN榊原信行実行委員長のインタヴュー内容。
 ↓
メイウェザーvs.天心 ルールは?契約は?
RIZIN榊原氏「(ファイトマネーを)払えんのか!」(https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201811050003-spnavi

詳しく知りたい方は元記事を読んでいただきたいが(Yahooなので、一定期間後削除されると思います)、わたしが特に噴飯した物言いをいくつかピックアップしてみた。

・・・

関係ない。日本は無差別級がある国ですから。ボクシングっていうのは競技ですから。そこにはまらない。喧嘩のときにお互いウエイト何キロ、ってやらないですよね。これは喧嘩ですよ、日本とアメリカの大喧嘩。

一番リスキーな試合だと思いますよ。競技としての枠、ルールで守られないわけですから。

でも僕は「果たし合い」にしたいです。

やっぱり強い者が強い人を呼び寄せるんだと思いますよ。

アジアで一番強いのはパッキャオだと思っている米国人が圧倒的に多いと思います。いや違うんだと。こんなにすごいやつがいるというのを世界に知らしめたいです。

那須川天心っていうすごい日本人のスーパースター、天才がいるということ。

       (『スポーツナビ』より)
・・・

もう、(いったい、何言ってんの???)の世界である。
「日本とアメリカの大喧嘩」って???
まだヤンキーにもなってない、ヤンキーに憧れてる中1レベルの恥ずかしい言葉遣いだ。
「果たし合い」・・・谷川サダハルンバもよくこのテのことを言っていたが、何なんでしょう、「果し合い」って。
「果たし合い」と言うからには、「何でもあり」に近いルールが相応しいと思うのだが、それであれば、「キックルール」「ウエイト制」に守られ続けている那須川天心とは何なのだ・・・というお話になる。
那須川天心、165cm、わたしよりずっと小さい。
「喧嘩のときにお互いウエイト何キロ、ってやらないですよね。」という言葉を適用するのであれば、天心とヘヴィー級のキックボクサーとの対戦をマッチメイクすればよろしい。
「強い者が強い人を呼び寄せる」って、だからメイウェザーと天心を同列のレベルで語るな!というお話です。
そして、「アジアで一番強いのはパッキャオだと~」のくだり。
もう目茶目茶です。
このくだりの馬鹿馬鹿しさを説明していると、原稿用紙何十枚もいりますので、またの機会に譲ります。
そして、「那須川天心っていうすごい日本人のスーパースター」という部分。
いや、日本でも一般人は「那須川天心」、知りません。

メイウェザーVS天心にの「余興」ついてはまだ「100%中止」と決まったわけではないのだろうけれど、個人的には「最初から、止めといて!」の世界です。
それと、アリVS猪木とはいろんな意味で比較にならないので、同次元で語るのは止めましょう。

この件については、今後も引き続き取り上げていきます。

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いっぷく

私はその方面はわからないのであくまで字面の感想しかありませんが、要はキャンセルではなくて、交渉の途中を明らかにした所で齟齬があってその計画はやめることにした、という体裁ですね。ジャイアント馬場ではありませんが、決まっていないことを明らかにすれば、ファンを騙すような結果になってしまうものです。
これは、メイウェザーが逃げ出した男とするプロモーションの可能性はないのでしょうか。那須川を売り出すにはおあつらえむきですし、メイウェザーも試合に負けるわけではなく相手を立てられる。当然その裏では、なにがしかの報酬もあるのでしょう。
額面通り受け止めるなら、「少数の富裕層の前でやる小規模なエキビジョンマッチ」というのが、なんか別の物を想像していたようですね。歌手が、金持ちのおばさん方を集めて、歌とトークでたくさん金を取るショー。あんなかんじの催しをやりたかったんでしょうね。でも榊原氏はそうではなくて、いえそれどころか那須川の踏み台試合にしたかったと。そういう齟齬の体裁かな。地下プロレスじゃあるまいし、チケットを買う興行にいちいち富裕層かどうかの選別をするわけでもありませんから、それもなんか変ですね。
あとは、背景がわかりませんが、たとえばボクシング協会のようなところが圧力をかけたとか?
テレビ朝日のプロデューサーが回顧録で、馬場に猪木との試合を1億でさせようとして、馬場自身は具体的な条件を提示して話は進んでいたのに急に「なかったことにしてくれ」ということがあり、回顧録では日本テレビが止めたんだろうということが書かれていますね。

>当の意味で深く人生を謳歌するためには、「死の認識」が必須だと思いますし、映画も含めて芸術はその反映であるべきだと考えております

なるほど。これは深くていいお話です。死と向き合うことで生の意味が見える、とか、生命の時間に限りあるからこそ、その限られた時間の中で輝こうとする、なんてよくいわれますね。孤高のマルクス主義者・青木雄二も、人生無限だったら努力も研鑽もしなくなる、適当なところで死ぬという前提があるからいいと「ナニワ金融道」で述べていますね。
しかしその前提で、人生を謳歌するとか輝かせるというのは、具体的にどういうものなのでしょう。いずれにしても自分がどう生きたかということについて、人は「証」を求め、それが「世間的評価」という人もいるんでしょうね。お金とか勲章とか。家制度も結局、自らの子を残し姓を継いでもらうことで、自分の一部が語り継がれていくことでもあるという認識があるのかもしれませんね。

by いっぷく (2018-11-10 05:27) 

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