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●「仁義」という言葉大好きなわたしが、東映任侠物から深作欣二を経て、めちゃめちゃおもしろい『孤狼の血』に至るまでを、やや大雑把に語るし。 [「言葉」による革命]

●「仁義」という言葉大好きなわたしが、東映任侠物から深作欣二を経て、めちゃめちゃおもしろい『孤狼の血』に至るまでを、やや大雑把に語るし。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」


裏社会において、「仁義」や「任侠」といった言葉が現実にどれだけ有効だったか、あるいはいつの時代までなら有効だったか、はたまた創作物が影響したファンタジーに過ぎないのか、わたしはそうした詳細を知らないが、特に「仁義」という言葉はかなり好きだとかなり以前に書いたことがある。
今も好きです、はい、「仁義」という言葉。
あと、「殺気」とか「鬼気」とかも大好きなのです。
そうしたお話も今後適宜していくとして、「任侠」と言えば、東映任侠映画ですね。
わたしはリアルタイムでは一切観ておりませんし、わたしが高倉健を知ったのも既に『野生の照明』あたりでして、いや、その辺りはまた詳しくチェックしてみないと違っている可能性もありますが、東映任侠映画を大好きになったのはそうですね、2000年代に入ってからでしょうね。
特に高倉健と池辺良のコンビ、そして藤純子の『緋牡丹お竜』ものは大好きです。
どれもストーリーが似たり寄ったりのプログラムピクチャーではあるけれど、詠歌作品としてのクオリティが極めて高い。
これらばかりを観ておれば、そりゃあ飽きることもあるでしょうが、そこはバランスの取れた「映画鑑賞生活」をお薦めします。
まあ好みはひとそれぞれなのでどうこうは言えませんが、「アクション映画だけ観る」という人もけっこういます。
わたしもクオリティの高いアクション映画、大好きですが、続くとつまらなく感じるので、各ジャンル、できるだけ配分よく鑑賞するようにしています。

で、東映の路線としてあまりに有名なのが、様式美を追究していた任侠映画が下火となり、次にドル箱となったのが、深作欣二監督の『仁義なき戦い』を象徴とする、「実録風ヤクザ抗争物」。
ま、っこの一連の作品は、わたしはそれほど多くは観てないのですが、多くの深作作品に共通するのは、「ハイパーな展開&ハイパーな演技」ですよね。
抒情性や心理描写などはほとんどないという。

で、大雑把なお話になるけれど、その後「東映ヤクザ物」もすっかり人気が無くなり、ほとんど作られなくなって久しかったわけですわ。
ちょっとチープなヤクザ物は、映画でなくてVシネマとかでよく作られていました。

で、『孤狼の血』なのですね、白石和彌監督の。
東映が久々に大規模公開の「ヤクザ物」でヒットを出したというやつ。
これが確かにおもしろいんです。
もちろん今現在、白石和彌監督作品は日本映画界でも「間違いなし!」の3本の指に入るのではないかな。
あ、でも『孤狼の血』については、また後日お話しましょうではありませんか(ふふふ)

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いっぷく

私にとっての「東映ヤクザ物」といいますと、やはり仁義なき戦い5部作です。
テアトル蒲田という、当時東映の映画を封切り3ヶ月後ぐらいに上映するところがありまして、そこで5作まとめて上映したことがあり、朝から晩までかかって見ました。
裏社会を知るはずのない思春期ですから、物珍しくて「ああ、こういうものなのか」と思ってそれ自体が感動したのと、くどいほど広島弁を使うのが、だんだん楽しくなりました。あれはまさに様式美ですね。
遠藤太津朗がかの組の舎弟頭役だったのですが、広島弁とセリフの間が巧いなあと思いました。
モデルのイメージに一番近いのが加藤武だったですね。
そのときは、まだ原作は読んでいなかったのですが、それでもそれ以降の「仁義なき……」とつく実録風は子供心に、5部作に比べると見劣りするなあとおもいました。正確に言うと、原作は読んだのですが登場人物が多いので、名前とキャラクターがうまく頭に入りませんでした。
その後、空白があり、最近、といっても10年ぐらい前ですが、4代目について知る必要があり、今度は漫画から入って読み進めていくうちに広島代理戦争のところにきて、ああ、なるほど、あの役のモデルはこの人だったのか、と思い出し、また繰り返し5部作を見直すと、子供の頃とは全く違う面白さがありました。
今は、ピカレスクロマンと称する漫画は、もう実話〇〇などの週刊誌にも連載されていないし、コンビニにもないんですね。法律ができる前は、コンビニにそうした本が350~600円ぐらいで売っていて、毎月買って読みました。漫画や読み物はあってもいいんじゃないかと思いますが、やはりそれを読んで憧れる人がいるからまずいということかもしれませんね。

そうですね、どういう人が90歳、100歳まで生きるかというのは、決め手がないですね。これをやったら寿命が縮まる可能性がある、ということはあっても、これをやったら120歳まで生きる、というものはないですからね。小太りが長生きだとかいわれますが、しょせんそれは後ろ向き研究で、前向きコホートではないですから。
ただまあ、池江璃花子選手のように、人生突然何があるかわかりませんから、襲いかかる災難がきたらできる限りの力で必死に耐えて克服して、結果的に長生きしていた、ということなんでしょうね。
by いっぷく (2019-02-13 05:38) 

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