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●我が母、心臓バイパス手術後闘病記57日目~入院中「便意」の辛さ~「要介護認定調査」の日程決まる。~チェン・カイコー『空海』は残念だったが、『男は愛嬌』の堅牢なおもしろさ。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記57日目~入院中「便意」の辛さ~「要介護認定調査」の日程決まる。~チェン・カイコー『空海』は残念だったが、『男は愛嬌』の堅牢なおもしろさ。

末尾ルコ「母の話、映画の話題」

5月15日(水)手術後57日目
転院22日目

前日のリハビリは午前午後ともにとても好調でわたしも嬉しくなってしまったのだが、その日の夜の面会で病室に入ると、コルセットは外しているわ、頭が枕の位置と逆方向にあるわ、さらに柵センサーは外れているわの、ちょっとした惨状で、このところ「一日中穏やか」という状態がない。
しかしこの時もそうなってしまった動機が、「便意を感じて焦ってしまった」ということだから、もうこの点は大いに母に同情してしまう。
決して約束を破っているのではなく、「便意を感じると我を忘れる」時間ができてしまうのだ。
しかも2日ほど前からどうにも便意が頻回となっていることも母にとっては辛い状態だ。

「便意が頻回」となっている理由として考えられるのが、

・このところ病院食をほとんど食べている。
・午前・午後のリハビリで、血行や内臓の動きが活性化している。
・そうなっていながら(便秘気味だったので)続けていた下剤が効きすぎてきた。

などが挙げられると思う。
この状態を受けて、「取り合えず下剤を止める」ことも伝えられてきた。
便秘ももちろん困るけれど、早めに「適度」になってほしい。

この日朝の面会中に電話がかかってきた。
市役所からのもので、「要介護認定調査」の日程の提案だった。
変更がなければ、5月22日に行う予定で同意。
もちろんわたしも立ち会う。
「要介護認定調査」などは今社会、間違いなく多くの人の関心事であるから、その前後のわたしの取り組みを含め、いろいろとお伝えしていきます。

・・・

京マチ子死去のニュースが伝えられた翌日の新聞(『高知新聞』)テレビ番組欄を見てみると、案の定どこにも「京マチ子」の名などない。
そうです、これが今の「日本のテレビ」です。

で、5月19日は町内の一斉清掃で、しかし自宅前の側溝が広く奥深いという条件が宿命的なわたしは毎年1週間ほどかけて泥掬いなどをする必要があり、ただでさえ毎日最低4回の面会をしているわたしの忙しさは尋常ではないが、それでもどうにか毎日映画は少しでも観ることにしている。

『覇王別姫』も『始皇帝暗殺』も大好きなチェン・カイコー監督の『空海 美しき王妃の謎』がどうにも上滑りに感じたのは残念だったが、森崎東監督の『男は愛嬌』は安定のおもしろさ。
まず昨今の日本映画ではあり得ない、汗臭さ、泥臭さ、油臭さが嬉しい。
まあわたし自身は汗臭さ、泥臭さ、油臭さとはほとんど縁がないけれど(←気取ってるわけではありません)、こうした境地の中に人間の真実の姿が垣間見えることは理解している。

『男は愛嬌』は渥美二郎や倍賞美津子など、「役の人間そのもの」にしか見えない俳優陣が揃っているが、その中でいかにも素人臭い演技をする寺尾聡がとても目立っている。
おそらく森崎東監督は寺尾聡に敢えてそうした演技をさせて、周囲との差異を浮き彫りにしたのだろうけれど、現在の含蓄豊かな芝居をする寺尾聡から知っただけに、より愉しく鑑賞ができた。

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wildboar

私も年とともに尿意を感じてから我慢できる時間が、短くなっています。感じるのが遅くなっているのかもしれません。
お母様の気持ちよくわかります。
by wildboar (2019-05-20 03:58) 

いっぷく

>想像したこともないような大手術を本人が眠っている間に受けていたなんてことを言って、どれだけショックを受けるか

そうですね。ご高齢で大変な手術ですからね。
私の妻は、昏睡から覚めてからも、火災のことは全く覚えていなくて、交通事故にでもあったのかと思ったようです。
子供の状態が、言いにくい状態だったこともあり、結局事故から2週間ぐらいその時のことはぼかしていたのですが、カニューレが声を出せるものに変わったあたりで、「そろそろ本当のことを話してくれ」と言うので、経緯を話しました。
以前から妻には、何があっても自分の親類には一切知らせないでくれといわれていたのですが、消防署が妻の身内に入院先を教えてしまい、私がまだ来ていない、そして妻の昏睡中に勝手に面会をしてしまったのです。
まあ、これは仕方ないかもしれませんが、事故が予想もしなかったことでしたので、「もしこうなったらこう対処して」のように想定集を作っておくこともできず、火災そのもののダメージだけでなく、そういう二次被害もあるんだなとおもいました。

>『男は愛嬌』

まず舞台が素晴らしいですね。
川崎の南部で、日本鋼管の近くです。今は川崎製鉄と合併して別の名前になりましたが。
京浜工業地帯の中核となる大企業と、花沢徳衛が演じていたような町工場とが共存するところです。
私の父が高度経済成長末期に駆け込み起業でやっていた工場もそのへんにあるので、子供の頃を思い出します。
今は流石に、ああいう運河みたいなところは緑地公園になりましたが、商店街などは昭和40年代の面影が残っているので、たまに見に行きます。当時の映画の、山田洋次監督とか森崎東監督とか松竹ものは、私がよく知っている場末を舞台に選ぶので、そういうのも見どころになっています。

by いっぷく (2019-05-20 04:31) 

ニッキー

便意を我慢するのは辛いですからねぇ(*_*)
「勝手に一人でBEDから出たらダメ」とわかってるお母様が
焦っちゃうのも仕方ないですよねぇ(´・_・`)
早く落ち着きますように(_ _)
by ニッキー (2019-05-20 07:59) 

(。・_・。)2k

トイレ問題 何か良い手があれば良いですけどねぇ
コルセット外しちゃった時は痛くないんですかね?
腰も心配ですよね
by (。・_・。)2k (2019-05-20 11:46) 

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